新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)に係(かか)るワクチンの接種(せっしゅ)について
2021.10.20
新型コロナワクチンについて
ワクチン接種の対象者と優先順位
新型コロナワクチンの接種対象は接種を希望する12歳以上の人です。(ファイザー社・武田/モデルナ社のワクチンは12歳以上、アストラゼネカ社のワクチンは原則40歳以上が接種対象)
1.医療従事者等
2.高齢者(1957年4月1日以前に生まれた方)
3.基礎疾患を有する方、高齢者施設等の従事者
4.それ以外の一般の方
接種を受けられる時期と場所(会場)
接種期間は、2022年2月末までの予定。
接種場所は、原則として住民登録所在地の市町村にある医療機関や接種会場となります。
いずれも、詳しくは、市町村からの案内(広報など)をご確認ください。
接種を受けるための手続き
接種時期の前に市町村から「接種券」と「接種のお知らせ」が届きます。接種が受けられる医療機関や接種会場を市町村からの案内(広報など)でご確認いただき、電話やインターネットで接種の予約をして下さい。
接種費用
接種費用は、無料です。
接種を受ける際の同意
接種は強制ではなく、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。
予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただきます。
ワクチン接種の予防効果
現在承認されているファイザー社のワクチンは、2回の接種(1回目の接種から3週間後に2回目を接種)で95%、武田/モデルナ社のワクチンは2回の接種(1回目の接種から4週間後に2回目)で94%の発症予防効果があると報告されています。(※インフルエンザワクチンは約40%~60%)
ワクチン接種の安全性
ワクチン接種後には、接種部位の痛み、発熱などの副反応が生じる可能性がありますが、大部分は数日内に回復します。重い副反応であるアナフィラキシー(※)の発生頻度は、ファイザー社ワクチンでは100万人に5人程度と報告されていますが、すぐに対応できるよう、接種会場には医薬品などが準備されています。
※ ワクチンの成分に含まれる物質に対して、短時間で起きうる全身性のアレルギー反応
ワクチン接種により健康被害が生じた場合
ワクチン接種により健康被害が生じ、医療機関での治療が必要となったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)を受けることができます。