(2023.03.27) |
日本語について、日本語が母語である国は日本しかありません。しかしながら、英語を話す国は多いです。主に、イギリス(英語の発祥地)、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダやアメリカは英語圏として知られています。他の国も公用語として英語が使われますので、英語を話す国が多いです。全ての国ではアクセントが違いますが、普通に母語として英語が話せる人は、他の国のアクセントがわかります。
英語が母語の国では、地域によって方言や俗語が違います。それ以外、2つの標準語の派があります。イギリスの英語派やアメリカの英語派です。イギリス英語が標準語の国があり、アメリカ英語が標準語の国もあります。方言や俗語ばかりか、普通の語彙の違いも見られます。日常生活に使われる10の語彙の違いを紹介します。
日本語 | イギリスの英語 | アメリカの英語 |
スニーカー | Trainers | Sneakers |
ポテトチップス | Crisps | Chips |
フライドポテト | Chips | Fries |
クッキー | Biscuit | Cookie |
セーター | Jumper | Sweater |
秋 | Autumn | Fall |
サッカー | Football | Soccer |
休み・旅行 | Holiday | Vacation |
郵便 | Post | |
アパート・マンションの部屋 | Flat | Apartment |
...
気づいたかもしれませんが、多くの日本語の言葉(外来語)はアメリカの英語から来ました!日本の学校や大学でアメリカの英語を学んでいますね。普通にイギリス人はアメリカの英語の語彙がわかります。理由はアメリカの映画やテレビ番組はイギリスに大人気だからです。
上記の語彙について、少し説明したいと思います。
まずは、フライドポテトについてです。イギリスの有名な料理、フィッシュ・アンド・チップスを聞いたことがあるかもしれません。普通にイギリスのチップスは、フライドポテトと比べるともう少し太くて、ふわふわです。イギリス人も時々アメリカスタイルのフライドポテトについて話す時「fries」を使います。例えば、イギリスでマクドナルドに行くと、メニューで「fries」が見られます。でも、一般的に話している時「chips」と言っています。「Chips」がフライドポテトなので、ポテトチップスは「crisps」になります。イギリスでポテトチップスは大人気なスナックです。一番人気な味は、日本と同じように塩ですが、他にも酢、チーズやオニオンが人気です。フライドポテトを食べると、一般的に入っているものは塩や酢です。それはイギリスの伝統的な味ですね。実はアメリカの英語で「fries」は「French fries」の略語です。「French」の意味はフランスのことですが、フライドポテトがフランスから来たものかどうかは不明です。
クッキーに関して、フライドポテトと同じように、アメリカスタイルのクッキーについて話すと、イギリス人は時々「cookie」と言っています。それ以外、イギリスに昔から多くの有名なクッキーブランドがありますので、懐かしい感じがあります。イギリスのクッキーについて話すと、「biscuit」が使われています。アメリカにも独自の「biscuit」がありますが、同じものではありません。アメリカのビスケットはパンみたいなもので、グレービーソースと一緒に食べられています。イギリスの象徴的な料理、スコーンと同じ形ですが、違いはイギリスのスコーンは甘いものです。アメリカにもスコーンがありますが、三角で、より硬いものです。日本にあるスコーンは普通にアメリカスタイルのスコーンです。少し複雑なので、違いが分かるよう写真をご覧ください!イギリスのスコーンは本当に有名なもので、ジャムとクリームが入っていて、アフタヌーンティーの間に食べられています。ドライフルーツのスコーンもあるし、プレーンスコーンやチーズスコーンもあります。
サッカーはイギリスの一番人気なスポーツです。世界中、イングランドのプレミアリーグが非常に有名です。個人的には、トッテナム・ホットスパーFCのファンです!イギリスで「football」はサッカーです。アメリカでも「football」と言いますが、意味が違います。アメリカの「football」は違うスポーツです。イギリスでそういうスポーツは行われていませんが、「American football」と言われています。アメフトはラグビーに似ていると思いますが、ヘルメット、ショルダーパッドといった防護服を着ています。アメフトのボールやラグビーのボールは似ていますが、ルールが違います。
イギリスの英語で、「holiday」の意味は仕事・学校等の休みだけでなく、旅行の意味もあります。英語で旅行は「travel」ですが、イギリスの英語で旅行することは「to go on holiday」になり、アメリカの英語では「to go on vacation」になります。
部屋について、「apartment」や「flat」の意味は部屋ですが、日本語でのアパートの英語訳は、イギリスの英語で「block of flats」やアメリカの英語で「apartment building」です。英語で「apartment」の意味は全部の建物ではなく、人が住んでいる部屋です。イギリス英語でよく「apartment」が使われていますが、イギリスの「apartment」の意味合いはちょっと高級のイメージです。広告でよく見られます。建物に関して日本語でアパートやマンションの区別がありますが、英語でそういう区別がありません。実は英語でマンションの意味は巨大な家です!
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写真の出典:左上から右下まで
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