(2024.02.20)
【事業報告】
岐阜県及び当センターでは、関係者・団体と協力して地域における日本語教室を活性化するとともに、県内全域の日本語教育の振興を図るため、「岐阜県日本語教育関係者連絡会議」を開催しています。
今年度は、地域の日本語支援に関わる皆様のネットワーク構築及び情報交換の場として、下記のとおり交流会を実施しました。
岐阜県日本語学習支援者交流会
~地域日本語教育シミュレーションゲームANADO(アナドゥ)を使って~
「ANADO(アナドゥ)~あなたならどうする?~」とは、地域日本語教育の現場で起こりうる困難や葛藤について、他のプレーヤーと意見交換しながら、課題解決のプロセスを体験することを目的とし、(公財)北九州国際交流協会が開発したシミュレーションゲームです。地域で日本語学習支援に関わっている人同士、ゲームを通じて楽しく交流しました。
1 日 時 令和6年2月17日(土)14:00~16:00
2 場 所 中部学院大学各務原キャンパス北棟2階2209教室
(各務原市那加甥田町30−1)
3 対 象 県内で地域日本語学習支援に関わっている方
市町村多文化共生担当者・市町国際交流協会担当者等
4 内 容 (1)令和5年度地域日本語教育アドバイザー派遣の報告
(2)参加者交流会
~地域日本語教育シミュレーションゲームANADO(アナドゥ)を使って~
ファシリテーター:岐阜県日本語教育総括コーディネーター 安藤 郁美 氏
5 参加者 日本語教育関係者、市町村・市町国際交流協会職員 33名
地域日本語教室活動で発生しがちな課題に対して、グループとなり教室運営者・日本語指導者・学習者等、様々な方の立場に立ってどのように取り組むか意見交換を行いました。
参加者の方からは、「学習者や運営側など、異なる立場からの考えや思いを知ることができて視野が広がった。」「教室の課題も見えてきたので、解決のために何をしていくといいか考えていきたい。」等のお声をいただきました。
主催:岐阜県 事務局:(公財)岐阜県国際交流センター
※この事業は、文化庁「令和5年度地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」を活用しました。