独立行政法人 国際協力機構
(通称JICA)Japan International Cooperation Agency
独立行政法人国際協力機構は技術協力、有償資金協力(円借款)、無償資金協力の 援助手法を一元的に担う、総合的な政府開発援助(ODA)の実施機関です。
JICAでは、JICAと皆さんの地域を結ぶ窓口として、全国に「JICAデスク」を設け、「国際協力推進員」を配置しています。国際協力推進員の多くは青年海外協力隊や日系社会青年ボランティアの経験者で、現地で培った経験や知識などを活かし、地域で取り組む国際協力、国際理解教育等の推進に励んでいます。
主な活動
◆自治体などと連携した広報及び啓発活動の推進
◆青年海外協力隊応募相談及び協力隊OB会などの組織活動の支援
◆自治体などの国際協力事業との連携促進
◆ボランティア事業への市民参加促進
◆国際理解教育(開発教育)促進の支援
国際協力推進員 |
こんにちは。JICA岐阜県国際協力推進員の本迫です。 大学卒業後、ある一枚の写真をきっかけに、2017年から2019年の間、JICA青年海外協力隊に参加し、中東ヨルダンにあるシリア人難民キャンプ(ザータリ難民キャンプ)で活動しておりました。現地では主にストレスを抱えた子どもたちへのケアや就業支援を目的とした英語科学習指導を行っておりました。 ぜひ、グーグルマップでザータリ難民キャンプと調べてみてください。上空から見渡すと荒野の中にポツンと厳重な壁に囲まれた場所が出てくると思います。 元々、シリアという国は自然豊かな土地で、日本と同じように、人々は四季折々の美しい自然に囲まれながら暮らしていました。しかし、内戦が起こり、長期化。現在、彼らは母国とは全く違った環境で、ほとんど難民キャンプから出ることも許されない中、十年以上も厳しい生活を余儀なくされています。 私が現地で感じたことは圧倒的「無力さ」です。現在世界中で、一億人を超える難民が苦しく厳しい環境の中、一日一日を必死に生きています。そんな中、私がアプローチできたのは、たった数十人の、たった二年間のみです。難民問題だけではありません。環境問題、貧困問題など、世界中には様々な国際問題が存在しています。それらの問題を改善・解決するためにはみなさん一人一人の理解・協力が、様々なスキルが、長い年月が、どうしても必要です。どうか、力を貸してください。 いつでもJICA岐阜デスクまでお越しください!「JICA海外協力隊に参加したい!」「途上国・難民キャンプの話を聞きたい!」「日常生活の中で、できることって何だろう」などなど、どのようなお話でも楽しみに待っています!みなさんにとって身近な存在になれれば幸いです。 |
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